2016年に大学生ら15人が死亡した軽井沢町のスキーバス事故で、
業務上過失致死傷の罪に問われた運行会社の社長らに長野地方裁判所は禁錮刑の実刑判決を言い渡した。
2016年1月、軽井沢町の国道でスキーツアーのバスがカーブを曲がり切れず道路脇に転落。大学生ら15人が死亡。
事故から7年4か月余り。
長野地方裁判所は業務上過失致死傷の罪に問われた運行会社「イーエスピー」の社長・高橋美作被告(61)に禁錮3年、
運行管理者だった荒井強被告(54)に禁錮4年の判決を言い渡した。
検察は両被告に法定刑の上限となる禁錮5年を求刑、両被告は一貫して無罪を主張。
‘@運行管理者らの訴追は異例だが、実刑判決となったのは、過失責任が重大だから。
酔っぱらって車を運転して死亡させる事故も、もう少し刑を重くすべきだ。
こちらは完全に故意なのだから。
(合掌)