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​維新・馬場代表、立憲を「たたき潰す」

日本維新の会馬場伸幸代表は7日の党会合で、立憲民主党憲法論議に関する姿勢や、国会での日程闘争路線を改めて批判。



立憲民主党をまず、たたき潰す。今日の(衆院憲法審査会幹事懇談会での)議論を聴いても、

全く国会議員としての責務が分かっていない。国会でとにかく遅延工作をする先祖返りを起こしている。

本当に国家国民のために、この方々は必要なのか」と立憲を糾弾。

馬場代表は同日の憲法審幹事懇で論点整理のルールについて協議した際、立憲の意見で議論が紛糾したと説明。

「いろいろ理屈をおっしゃっているが、要は審査会を妨害したいと。またさぼり癖が出てきて、

とにかく審査会を開かせないようにしようとの魂胆が見え見えの理屈だ」と批判。

立憲の安住淳国会対策委員長は記者団に、

「与党にとって都合のいい野党はダメ。与党に日程闘争しませんとか、与党の提案した法案を形だけ修正して、
なんていうのは『野党もどき』だ」と、維新を念頭に訴えた。



‘@議員は365日選挙の事だけを考えろと言う馬場代表の維新が国家国民のために必要なのか。

入管法改正案でも、参院で立憲が杉久武法務委員長の解任決議を提出したことに、

維新の音喜多駿議員が「なんの生産性もない時間稼ぎの昭和の戦術」と批判。

しかし、法案の根拠となった柳瀬房子・難民審査参与員の発言について重大な疑惑が次々と明らかになっている。

それでも強行採決に踏み切ろうとしていることに対して、それを防ごうとした立憲に対し、ただ「時間稼ぎ」と批判するのは、愚の骨頂。



安住委員長の「野党もどき」の指摘が的を得ている。

疑惑を正さないで法案を強行に通す自民与党派こそ無責任極まりない。

虚偽によって法案が採決されるのであれば、議会制民主主義の根本が崩れる。

維新は支持率が立憲を超えていることで、今がチャンスと一気に立憲越えを狙っている。

自民党同様、立憲を批判することで「次の野党第一党」としての存在感を示すという戦略だ。

だが、国会審議の在り方について中身を精査せず、単に他党を批判するということこそ仕事をしていないのと同じだ。

こういった風潮は安倍政権から強く表れるようになった。

それを見逃してきた国民も感心が無いようだ、残念だ。