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​マイナスカードのあり得ない“欠陥”

「なりすまし防止」どころか「誰でも顔認証」

全国保険医団体連合会(保団連)が21日、マイナ保険証をめぐるトラブルについて会見。

マイナ保険証のオンライン資格確認システムを導入した医療機関の65%が、保険証を読み取れないなどのトラブルを経験したとの調査結果を発表。

なかでも大問題なのが「誰でも顔認証」できてしまうあり得ないトラブルだ。



保団連の竹田智雄副会長は会見で、マイナ保険証をカードリーダーで読み込んで本人確認をする際に「他人の顔認証でも認証できるケースが複数報告されている」と指摘。

実際、千葉県保険医協会によれば、「ある医療機関がオンライン資格確認を導入するにあたり、スタッフ同士で顔認証を試したところ、マイナカードの所有者本人ではない人が認証されてしまった」(事務局)という。

そもそも、マイナ保険証を使ったオンライン資格確認の導入は、健康保険証のなりすまし利用防止が理由のひとつ。
受付スタッフがマイナカードの写真と本人の顔を照らし合わせる手間を省くことで、受付業務の負担軽減にもつながるとの触れ込みだった。

オンライン資格確認を導入している天台歯科医院(千葉市)の石毛清雄院長が指摘。


(やってる感で国民がダマされている。この人ではダメだと何度も指摘した)

「私のマイナカードをカードリーダーに読み込み、試しに女性の顔で顔認証したところ、結果的に認証されてしまいました。

カードに入っている顔と、カードリーダーに映した顔が不一致のため暗証番号の入力画面に遷移するのですが、

顔が違っていても、暗証番号を入力すれば認証されてしまった。

これでは、わざわざ顔認証を導入している意味がありませんし、なりすまし防止に役立ちません。暗証番号を共有すればいいわけですからね」

マイナ保険証の貸し借りができるということだ。

なんともお粗末な実態が浮き彫りとなった。完全に「アウト!」意味がない!