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​「ナショナルジオグラフィック」ライター全員解雇。

世界で最も読まれている雑誌のひとつであるナショナルジオグラフィックが、2023年6月28日にスタッフライターを全員解雇したことを、米ワシントンポストが報じた。

1888年の創刊以来135年にわたって自然と科学を追究してきたナショナルジオグラフィック

デジタル時代の波に押される形で紙媒体での店頭販売を終了し、今後は記事も外部委託されることになる。

ナショナルジオグラフィックナショナルジオグラフィック協会が27%、ディズニーが73%を所有する合弁会社により発行。

雑誌の発行とニュースサイトの運営を担うディズニーは、2023年に7000人の大規模人員削減計画を発表していた。



ナショナルジオグラフィックは、絶頂期だった1980年代後半にはアメリカだけで1200万人、海外にも数百万人の購読者を抱えていた。

それから下火になってからもアメリカで最も読まれている雑誌のひとつであり続けており、調べによると2022年末時点でのアメリカの購読者数は170万人以上だったとのこと。

今後も月刊誌の発行は続けられるが、編集は残った少数の編集者が行うか、フリーランサーに外注されることになるとしている。

ナショナルジオグラフィックの広報担当者は声明の中で、「スタッフの変更によって仕事を遂行する能力が変ることはありません。

むしろ、さまざまなストーリーを伝え、多くのプラットフォームで読者に応える柔軟性は高まるでしょう。

このたびの人事異動が本誌やストーリーテリングの質に悪影響を及ぼすかのような臆測はまったくの誤りです」と述べた。

‘@解雇も人事異動と言えば人事異動か。(笑)

わたしも好きな雑誌の一つです。