ソフトバンクグループの子会社で通信事業などを取り扱うソフトバンクは、
今年4月から9月までの半年間の決算について、発表。
売り上げは、前の年の同じ時期よりおよそ3%増えて2兆8085億円。
一方で、本業のもうけを示す営業利益は、およそ13%減って4985億円となった。
ヤフーやLINEのEコマース事業が好調だったことなどで、売り上げは上がったものの、
原油高などが影響し、電力事業のコストが上がったため、減益となったという。
アメリカのIT大手アマゾンは、今後、数か月間、新規採用を停止すると発表。
これは、アマゾンの人事担当の幹部が3日、公式ホームページで明らかにしたもので、
「普通ではない経済環境に直面している状況を考慮した結果、雇用や投資のバランスをとりたい」などと説明。
アマゾンは、記録的なインフレの影響で、物流費や人件費などのコストがかさみ、
ことし9月までの3か月の決算では、最終的な利益が28億7200万ドル、日本円にしておよそ4200億円と、前の年の同じ時期と比べて8%減少。
米配車サービス大手リフトは3日、従業員の13%に相当する約683人を削減すると発表。
第4・四半期に関連費用として2700万─3200万ドルを計上する見通し。
同社は今年これまでに60人の削減を発表し、9月には採用凍結も発表している。
ライドシェア大手、リフトも3日、インフレや景気減速を理由に従業員の13%を一時解雇すると発表。
また、IT大手のメタも採用を抑制。
‘@アメリカでは、景気減速に対する懸念が高まる中、
人件費にかかるコストを削減しようという動きが広がり始めている。
不景気風が吹きそうだ。