仏在住ピアニスト、母親が熱湯かけられ大やけど。
日本大使館に助け求めるも「断られました」
欧州を拠点に活動する若手ピアニストの丸山凪乃さん(23)が13日までにツイッターを更新。
在住するフランスで母が熱湯をかけられる暴行事件で大やけどを負ったことを報告。
丸山さんは11日、「母がフランス人に熱湯をかけられ救急車で運ばれました。フランスの警察は暴行事件として取り扱っています。
日本大使館に助けを求めたら、関われないと断られました」とツイート。
その後、母の容体について「救急車で運ばれた病院では広範囲で壊死(えし)した皮膚が剥がされ、今は毎日薬の塗替えとガーゼの交換を。
まだ大量に患部から体液が流出していますが、痛みと戦いながら頑張っています」と報告。
母は現地の「軍訓練病院」に救急搬送されたといい、「治療費はフランス政府が全額負担してくれるのだそうです。
助かります………警察の方々も病院の方々も本当に親切で優しくて、心のケアまでもしてくださいました」と感謝。
一方、在仏日本大使館の対応について、「事情聴取を厳密に行うためにフランスの警察官から、日本大使館に通訳を依頼したらどうか?と言われたので、
その場で在仏日本大使館に電話すると領事部にまわされ、キッパリと翻訳を断られました
その理由として友好関係を優先に、と説明を受けました」という。
その翌日に再度電話するも同じ回答だったといい、「失望しました」とつづった。
一連のツイートに、フォロワーからは丸山さんの母を心配する声とともに、日本大使館の対応に驚きや怒りの声が多数寄せられている。
‘@邦人の生命・財産を保護することも重要な任務のはず。
アフガニスタンの時もそうだが、我先に逃げて邦人の救出が遅くなった。
大使館はあてにならないということだ。
これが戦争になったら尚更、大使館や軍隊は国民を見捨てる。