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仏軍海軍大将「台湾有事なら戦略的連帯」

訪日中のフランス軍のスタニスラス・ドラモット海軍大将(59)が15日、

東京都の仏大使館で記者団の取材に応じた。

ドラモット大尉は台湾有事について、

「重大な危機が発生した場合、フランスは同盟国、協力国と戦略的連帯を示すだろう」と述べ、

有事の際、フランスが日米などと連携していく姿勢を示した。



台湾への軍事的圧力を強める中国については、

「動向を非常に注視している。存在そのものを脅かすような状況になりかねないと懸念する。

そのような状況にならないよう政治面から予防することが重要」と述べた。

その上で台湾有事に対して「紛争や危機は起きてみないとどのような形で支援できるのか、

関与するのかは不明なので、現時点でははっきり答えられない。ただ、ロシアによるウクライナ侵攻を見ても、

世界各地で影響が出て脅威が高まっている。そうしたことへの対応が必要だ」と説明。



さらに仏軍の艦艇が台湾海峡を通る「航行の自由」作戦について、

「航行の自由を主張しなくなったら、世界各地で同様のことが起こり得る」と必要性を強調した。

日本との軍事協力については共同訓練が調整されていることや日本が2022年末に定めた、

国家安全保障戦略を踏まえ「非常に良い関係を築いている。共通の価値観を有する日本との戦略的連携を高めたい」と話した。

インド太平洋について「フランスはこの地域の資源や権益を守る責任がある。世界経済におけるこの地域の重要性も理解している」と強調。



‘@仏と台湾が離れているということもあるが、ドラモット大尉は冷静だ。

台湾有事に対して「紛争や危機は起きてみないとどのような形で支援できるのか、

関与するのかは不明なので、現時点でははっきり答えられない」としている。

連携するとしながらも、日本のように「台湾有事は日本の有事だ」と叫んで戦に直ぐに参加するかのような発言はしない。