マナー悪化で漁港でのトラブル続発。
釣り客は漁業関係者と共存できるか。
産経ニュース
釣りを始める人が増える一方、ゴミの放置や無断駐車といった迷惑行為が問題となるケースが相次いでいる。
漁業関係者とトラブルになることもあり、一般の人が釣りをするのを禁止する漁港も。
一方で政府は地域振興のための漁港活用を図る。
「放置していた投げ釣りの仕掛けが漁船に巻き込まれた、と怒った釣り人が、船長に弁償させるトラブルが起きたんです」。
静岡県西伊豆町の産業建設課主査、松浦城太郎さんは昨年6月の出来事を振り返る。
新型コロナ禍以降は釣り客がさらに増え、ゴミの放置などさまざまなマナー違反が増加。
キャンプやバーベキューをする人も出始めた。
6月の漁船とのトラブルが決定打となり、翌7月から全面的に一般の人の釣りを禁じた。
あくまで漁業の拠点だった漁港は近年、多様な役割を期待されるようになっている。
5月に成立した改正漁港漁場整備法は、観光客の増加や海産物の販売拡大を通じて地域経済の振興を図る目的から、漁港へのレストランや宿泊施設の整備を進めやすくした。
こうした状況を受け、水産庁は6月、漁港を一般の人が利用する上でのルールやマナーを定めるための指針を示した。
レジャーでの利用は漁業の支障にならない範囲に限るとするとともに、転落防止柵や救命浮輪の設置などの安全対策も例示した。
田子漁港でも一般の人の釣りを禁止してから1年を経て、新たな試みが始まろうとしている。
そもそも地元の人や子供たちまでもが釣りを楽しめなくなることは、漁業関係者も望んでいなかった。
西伊豆町は条例を改正。漁港の釣り場予約サービス「海釣りGO」を通じて釣り客から利用料を徴収し、釣り場の維持管理とともに漁業にも還元する取り組みを、7月末から始める。(本江希望)
‘@再三指摘してきたが、
自分たちの行為が自分たちの遊び場を奪うということを理解できない。
危険な場所に不法に侵入して死人も多数出ている。
いま騒ぎの撮り鉄たちも同じ。
自分さえよければ良い。
悲しい人達だ。