辛坊治郎氏がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』。7月18日(火)の放送に、
経営評論家の坂口孝則がゲスト出演。
ある事が理由で世界のマーケットで進む、“日本外し”の動きに警鐘を鳴らした。
18日の放送で坂口氏は、最近「抜港」という「日本の港に寄ってくれない外国船」が増えてきたと問題提起。
坂口氏は「中国からアメリカに行くときに、これまでは日本に寄っていたが、
ぶっちゃけ日本儲からないから、日本を外しちゃって韓国とか違うところに寄って、アメリカに行こうみたいな動きがすごくある」と述べ、
その原因のひとつに日本人の「杓子定規さ」を指摘する声が多いと明かした。
坂口が聞いて驚いた話として、東日本大震災の際にとある被災地に建てられた仮設住宅をめぐって、
最終確認の段階で「釘の色が1本違う」という理由で「全部、作り直せ」と言われたというエピソードを披露。
「ものすごい緊急事態にも関わらず、日本って同じものをずっと作り続けて、生産し続けよう」とする性質があると述べた。
ほかにも「レーズンパンでも、世界の中でレーズンのへたというか細かい黒い線があるんですが、
あれを取らないと消費者に売っていない国って日本だけ」と語り、
「こんなことやらせているのに、供給難とか笑わせますね」と取引先に言われたと言及。
世界では「すごく口うるさいような消費者として日本人は映っている」と明かした。
日本独特の規格の細かさや融通の効かない慣習があっても、これまでは高く買い取る“上客”だったが、
今では様々な分野で「買い負ける」ことが増えており、海外勢からすると日本は“避けたい面倒な客”になりつつあるという。
‘@眉唾な話だ。
どの仮設住宅を指摘しているのか不明だが、多くの仮設住宅は規格が決まっているので、建て直さなくても釘の1本くらいあるはずだ。
仮に、釘の1本くらいで建て替えるとしたら、それはその責任者の問題だ。
中国の船が儲からないので日本に寄らず韓国などに寄る。
その原因のひとつに日本人の「杓子定規さ」を指摘する声が多いというが、
中国の船は何の約束もなく、風天の寅さんのように日本や韓国に寄るのか。
政治的問題だろう。
レーズンも少しでも口に残らないように食べやすくする作り手の心ではないか。
だから、日本も日本食も世界で認められている
先日もそうだが、辛坊氏には残念だ。その結果が今にあるのだろう。
もちろん日本人に杓子定規すぎるという一面があるのは否めないが、功罪ある。