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プーチン直属の治安部隊が、市民に発砲。

プーチン直属の治安部隊が、市民に発砲する動画がソーシャルメディアで拡散している。

「デモンストレーションの一環のパフォーマンス」だったというが、結果として子ども1人が負傷したと報じられている。

ロシアの治安当局に詳しいテレグラムチャンネル「VChK-OGPU」(VO)は20日モスクワ州のエレクトロスタリという街で起きた事件の動画を投稿。

映っているのは、プーチンの「私兵」とも言われるエリート部隊、ロシア国家親衛隊のように見える。



同隊は、ロシア連邦軍とは別の指揮系統を持ち、大統領直属という位置付け。

VOはこう説明している。

「デモンストレーションの最中に、ロシア国家親衛隊の兵士が意図的に(中略)子ども連れの見物客を銃で撃った(幸い、空砲だった)。

幼い子どもたちが頭を抱えて叫び、地面に倒れた。けが人も出た。跳ねて飛んだ薬きょうで大けがした人もいた」

ウクライナのテレビチャンネル「24カナル」は、複数のテレグラムチャンネルがこの映像を投稿したと報じている。

24カナルによれば、国家親衛隊は「どういうわけか」突然、自らの武器を子どもを含む観客に向けようと思い立ったようだという。

報道によれば、34歳の女性が頬と顎を負傷したほか、子ども1人が頭部のけがで病院に運ばれた。

現在、ロシア連邦捜査委員会が捜査を行なっている。