イスラエル軍の攻撃によるパレスチナ自治区ガザでの人道危機で、即時停戦を求める市民らが4日、東京都千代田区のイスラエル大使館付近で抗議の声を上げた。
ルポライターの鎌田慧さんや作家の落合恵子さんらが呼びかけ、約1600人(主催者発表)が参加。「虐殺やめろ」と訴え、犠牲者を悼み黙とうした。
大使館前の道を警察が封鎖し、参加者らは約50メートル離れた歩道で抗議した。「即時停戦を」「パレスチナに平和を」などと訴える手製のプラカードを掲げた人の波が、車道の両側を100メートル以上にわたって埋めた。
鎌田さんは「地上攻撃での大虐殺が始まる前に少しでも声を上げよう、一人の子でも救おうという思いで急きょ呼びかけた。ハマスが悪い、イスラエルが悪いではなく、人々を救うために一日も早い休戦を決めてほしい」と訴えた。
呼びかけ人の一人で講談師の神田香織さんは、121カ国が賛成した国連の人道的休戦決議で、日本が棄権したことを嘆いた。「ガザの残虐な光景は、広島の原爆や東京大空襲で奪われた命と重なって見えた。停戦しろと叫ぶべきは日本ではないのか」と訴えた。
‘@イエメン、ガザ攻撃に対抗してイスラエルに正式に宣戦布告
「我々はイスラエルに巡航ミサイルと弾道ミサイル、大量のドローンを発射することを決定した。
彼らは米国と世界の様々な政権の支援を受け虐殺を行っている。パレスチナの兄弟の為に戦う」#イスラエル軍
イエメン内部のフーシ派が宣戦布告したようだ。
ガザの電気や通信、ネットもすべて遮断して、激しい空爆。市民は真っ暗な闇の中で、空爆され殺されている。
とても怖ろしいことが起こっている!子どもの死者は3700人を超えたと言われている。
亡くなった父親の息子「いま13歳です。こうした戦闘訓練に参加し、殉教者たちが流した血の道をたどります。お父さんのことはずっと忘れません。すべての亡くなった人たちのために戦います」
負の連鎖。
(金沢)