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​130隻超の中国船が南シナ海に集結。

フィリピン当局は、中国と領有権を争う南シナ海の自国の排他的経済水域に130隻を超える中国船が集結していると発表。

船の数が増え続けていると警戒を強めている。

フィリピン沿岸警備隊は3日、パラワン島から西に300キロ余り離れた南シナ海南沙諸島にあるさんご礁の近くの海域で、130隻を超える中国船が停泊していると発表。



周辺の海域は、フィリピンが自国の排他的経済水域だと主張しているが、中国がさんご礁を実効支配している。

沿岸警備隊が公開した現場の映像には、クレーンのようなものを搭載した大型の複数の船がいかりを下ろした状態で並んで停泊しているのが確認できる。

フィリピン側は2日、巡視船2隻でパトロールを行い立ち退きを求めたが、中国船は応じなかったということで、軍事的な訓練を受けた「海上民兵」が乗り込んでいるとみている。

現場の海域では、おととし3月にも200隻を超える中国船が集結しているのが確認されている。