中国政府は今月、アフガニスタンのイスラム主義勢力タリバン暫定政権が派遣した大使を受け入れた。
タリバンが2021年に政権を掌握して以降、外国政府がタリバン大使を受け入れるのは初めて。
同政権を正式に承認している国はない。
中国は、軍を撤収させた米国に代わってアフガンへの関与を強めており、正式承認への動きとの臆測も広がっている。
米欧各国は女性に対する抑圧的な政策に対して批判を強めるが、
中国は巨大経済圏構想「一帯一路」への協力呼びかけなどを通じて、友好的な姿勢を示してきた。
中国外務省の汪文斌ワンウェンビン副報道局長は5日の記者会見で、
暫定政権が国際社会の懸念払拭ふっしょくに努めれば「外交的承認はスムーズに進む」と述べた。
‘@類は類を呼ぶ。ならず者通しが仲良くなるとこれまた厄介になる。