政治・経済、疑問に思うこと!

より良い日本へ願いを込めて。

​豊洲「千客万来」インバウンド価格でオープン。

5年遅れでテナント数は半数以下。

東京都江東区豊洲市場に隣接する集客施設、「豊洲 千客万来」が2月1日にオープンする。

元は2018年の豊洲市場開場と合わせて開業する計画だったが、事業者の変更や新型コロナ禍も影響し、予定よりも大きくずれ込んでのオープンとなった。

運営する万葉倶楽部が1月29日、報道陣などに施設を公開。

約70の飲食店やショップなどからなる「食楽棟『豊洲場外 江戸前市場』」と、温浴・宿泊施設の「温浴棟『東京豊洲 万葉俱楽部』」で構成。

食楽棟は地下1階・地上3階で、2階は「江戸時代の活気あふれる市場」を再現した「目利き横丁」と「豊洲目抜き大通り」からなり、

「目利き横丁」では水産仲卸企業「水長水産」が厳選した旬の食材を使ったメニューの数々を提供し、客は食べ歩きを楽しむことができる。

豊洲目抜き大通り」には、寿司や天ぷらといったなじみの深い料理の店が軒を連ね、地元・江東区の人気店も出店している。



3階は豊洲市場の海鮮を使った寿司や海鮮丼を提供。フードコートエリアやインバウンド客などの団体客の利用を想定した飲食店があり、

旅行会社エイチ・アイ・エスが運営する「海鮮バイキング いろは」ではマグロの解体ショーも行われる。

海鮮丼1杯が6980円と約7000円、コロッケが800円など価格設定が高めだとして、SNS上では「庶民は無理」「インバウンド価格」「インバウン丼」などと話題を呼んでいる。

30日付「BUSINESS INSIDER」記事によれば、当初は170のテナントを誘致する予定だったが、開業時点では半数以下の約70店にとどまっているという。

温浴棟は、24時間営業の温浴施設と客室数71室のホテルで構成。

入館料は大人3850円、子ども(小学生)2000円、幼児(3歳~未就学児)1400円で、深夜3時以降は深夜追加料金がかかる。