盛岡市の40歳代男性と宮古市の30歳代男性の2人が新型コロナに感染したと発表。
同県はこれまで、47都道府県で唯一、感染者が確認されていなかった。
県などの発表によると、盛岡市の男性は22~26日に関東地方のキャンプ場に、
県外の友人3人と滞在、同じテントに宿泊した。
友人の1人が28日に陽性と判明したため、29日に県内でPCR検査を受け感染が判明した。
宮古市の男性は27日にPCR検査を受け、29日に陽性が判明した。
この男性は民間検査で判明したもので、行動歴等についてはこれからの調査になるとした。
大阪府では過去最多の221人が感染、陽性率10.7%。
人口あたりにすると東京都よりも感染者も陽性率も高い。
大阪の吉村知事は感染拡大を受けて、今ステージ2に入ってくると、
今度は赤信号に近づきつつあるという状況。
そうなってくると、すべての休業要請ではないにしても、やはり感染が広がっているエリア、
そして業態に対してピンポイントで休業要請が場合によってはお願いせざるを得ないと思っている。
「GoToトラベル」も全国的ではなく県単位でとあらためて述べたが、
大阪を対象外にするとは述べなかった。
そのうえで、「全国的に大都市の歓楽街でエリアと業態を絞って、
一斉に休業や営業時間の短縮などの協力要請に踏み切ることを検討すべきだ」
との認識を明らかにした。
東京都の小池知事は当初から、:「現在の感染状況を踏まえますと、
実施の時期とかその方法などについては、改めてよ~くお考えをいただきたい。」
と、政府に対して苦言を呈し、東京都は都民に自粛をお願いしていた。
「不安の払拭どころじゃないですよ。不安の増幅ですよ。
その状況であれば、このキャンペーンを実施すべきじゃないということなんです」
と西村大臣に迫った。
西村大臣は、「各県の知事から、あるいはいろんな声が来ていること、
国民の感情心情にもしっかりと寄り添いながらですね、国交省においていま検討を進められている」
と述べた。
一応担当は国交省だが、概ねは菅長官と西村大臣で決めているのに、
都合の悪いことだ毛は国交省の名前を出す。
そして安倍政府も「重傷者が増えていないから大丈夫」と、相変わらずのんきなことを言っている。
増えてからでは遅いのだ。
第1波の時の対応の遅れを学習していない。