「政府としては全国一律に帰省の自粛を求めるものではない」と改めて強調した。
分科会尾身茂会長は5日、お盆期間の帰省を巡り、
感染防止策の徹底や大人数での会食を控えることなど、
高齢者への感染拡大防止に向けて注意を促すよう提言した。
感染防止策が取れない場合には、帰省について慎重に考慮するよう求めた。
西村康稔経済再生担当大臣は「帰省の一律自粛は求めない」考えを強調した。
西村大臣は「国民それぞれで判断をしてください」と述べた。
愛知県の大村知事は「お盆休み期間中の不要不急の行動や帰省など、
県をまたぐ移動を自粛するよう」要請した。
東京の小池都知事は「お盆や夏休み期間 都外への旅行 帰省控えて」と訴えた。
熊本県は4日、最も高い「特別警報」に引き上げたうえで、
蒲島知事が「これまでで最も危機的な状況で、家族や親戚、友人に対して、
本県に帰省するのを控えるよう伝えていただきたい」と呼びかけた。
福井県では杉本知事が4日の会見で、「東京都からの帰省については自粛してほしい。
もし来た場合でも家族間で感染防止策を取ってもらいたい」と呼びかけた。
青森県の三村知事は4日、「現状では一律に自粛をお願いするようなことはできるかぎり避けたい」
と述べ、感染対策を徹底したうえで帰省するよう呼びかけた。
青森県のむつ市の宮下市長は、「我慢にはふるさとを守る価値がある」と、
感染が拡大している県外の地域からの帰省を自粛するよう呼びかけた。
そのうえで「健康や経済などいろいろ奪われたが、心まで奪われてもいいのか。
お盆はそれぞれのふるさとで、いろんな意味で心を取り戻す期間になればいいと思う」と述べ、
どうしても帰省しなければならない場合には、帰省する２週間前から体調管理をすることや、
大人数の同窓会などを控えて、家族だけで過ごすことなどを呼びかけた。
山梨県では4日、長崎知事が「帰省を否定するものではないが、
リスクを考えたうえでもう1度家族で相談してほしい。
高齢者や持病がある人など重症化リスクの高い人が家族にいる場合は、
帰省について慎重のうえに慎重を重ねて検討してほしい」と慎重な判断を求めた。
和歌山県の仁坂知事は4日の会見で「毎日状況が変わっているが、
帰省をやめましょうと言うつもりはない」と述べたうえで、
帰省先で多くの人が集まって会食することは控えるよう呼びかけた。
‘＠各自治体で対応が違うのは当たり前。
マスコミは、対応が違うと、どうしていいのか良く分からないと批判する。
政府が「帰省の自粛を求めるものではない」と発表すると、
各自治体各々状況が違うのだから対策も変えた方が良いと批判する。
「若い人は自粛と言っても難しい」と知ったかぶりで述べる。
影響力のある人がそういうことを言えば、若者の行動に拍車をかける。
混迷させているのはマスコミだ！
安倍総理は「国全体として一律の自粛はもとめない」と表明。
一律でやらないということは、悪く言えば自治体に丸投げだが、
地方の状況によって自治体で判断してくださいということだ。
だから、東京都の判断もありだし、青森県の判断もありなのだ。
だから、政府と東京都の判断は矛盾していない。
それぞれ違って当たり前なのだ。
そう国が表明している。
それをマスコミが対立と煽る。
だから国民の多くもそう思いとまどう。
本来、安倍総理が表立って説明すればいいのだが。
でも、正解はない。
青森に東京から帰省したら玄関に非難する紙があった。
情報番組では、誹謗中傷を書いた人を「普段は良い人」
「（書いた人は）気にして普段ちゃんとしている（感染症対策）からこういうことを書く」
と、誹謗中傷を書いた人を擁護するような、何の根拠もないことを言ってのける。
挙句「いつ感染するかわからない。 自分にも起こりえる。」と締めくくれば、
まるで、帰省した人が悪いような印象を受ける。
そして、この番組を見たら、やはり注意が必要だと、真似をする人が増え自粛警察は減らない。
「娘が倒れている。３～４日前から３８度台の発熱もある」と１１９番通報。
通報を受けた同本部職員は新型コロナの感染を疑い、意識や呼吸の状態など、
基本的な容体の確認をせず、保健所へ連絡するよう促した。
その２０分後、自らの確認不足に気付いた職員が再度女性の母に電話を入れた。
女性の意識がないと分かったため、６時５０分に救急隊と医者も同乗するドクターカーに出動要請をかけた。
６時４７分には女性の母に相談された保健所から、同本部に救急対応をするよう連絡もあった。
６時５６分に救急隊が到着した時には女性は心肺停止状態。
母親の目の前で娘は息を引き取った。消防のミスで。
それを、脳科学者の中野信子氏は、「本人がうまく症状を伝えられない場合がある。
ちゃんと適切に伝えなくてはいけない。」と、亡くなった本人が悪いと言い切ったのだ。
周りのMCやゲストも、「救急隊員の方はしっかりやっている」などと述べる。
信じられないことだ。
しっかりやっていてもミスはミス。してはいけないミスをしたのだ。
脳科学者ではなくて「NO！科学者だ」
東京都の新型コロナ対策ステッカーを掲示していた江戸川区のフィリピンパブを利用した、客と従業員の合わせて8人が新型コロナウイルスに感染。
案の定メディアは、ここぞとばかりに小池知事を叩く。
しかし、感染症対策に１００％などあり得ない。
ましてや、カラオケなどで騒いだら感染するのは当たり前。
だとしたら病院などはどうするのだ。
感染拡大があってはいけない病院で、いくつもクラスターが発生している。
いいかげん、もう少しまともな報道をすべきだ。
叩くことに生きがいを感じているのだろう。
情けなく恥ずかしい職業になってしまった。
叩くべきは政府、安倍総理の新型コロナに対する無策だ。
マスクもそうだが、私は以前から指摘しているが、人が少ないところでのマスクはいらない。
朝のラッシュのような人混みではない場所など、普通に歩いていてマスクなどいらない。
ましてや、今は熱中症の方も心配だ。
そういうことこそ、テレビ・マスコミは発信すべきだ。
リモートにマスクはいらないのだ。
暑い中マスクをして移動していると熱中症で倒れる人が続出する。
それは、医療の疲弊につながる。
もう少し国民のためになる報道を切に願う。
