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パラオ、中国の影響力拡大を警戒。

太平洋の島国パラオが、米軍基地の設置を要望。


フィリピンの東方約1500キロに位置するパラオ周辺では中国の影響力が拡大している。

太平洋地域には台湾と国交を結んでいる国が複数あり、

台湾を自国の一部とみなしている中国は牽制している。

昨年、ソロモン諸島キリバスは台湾と断交し、中国と国交を樹立した。

パラオは中国の働きかけを拒否しており、中国は対抗措置として、

2018年に中国人のパラオへの観光目的での渡航を禁止した。

 

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先週パラオを訪問したマーク・エスパー米国防長官は、

中国が太平洋地域を「不安定化させる活動を続けている」と非難。

その際、パラオのトミー・レメンゲサウ大統領は、パラオへの米軍施設建設を歓迎すると、

エスパー国防長官に伝えたという。

パラオは独立国家だが、軍事力を持たず、国防は「自由連合協定」に基づき米国が担っている。