中国の魏鳳和国防相は10日、
アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)出席のため訪れたシンガポールで、
ロイド・オースティン米国防長官と初めて対面で会談。
台湾が独立を宣言した場合、中国は「戦争開始をためらわない」と警告。
米中間では最近、台湾をめぐる緊張が高まっている。
中国国防省の呉謙報道官によると、魏氏は「誰であろうと台湾を中国から引き離そうとするなら、
中国軍はどのような犠牲を払っても戦争開始をためらわない」と言明。
同省によれば、「台湾は中国の台湾」だと強調し、
台湾を利用し中国をけん制する試みは「決して奏功しない」と述べた。
一方、米国防総省によるとオースティン長官は、台湾海峡の平和と安定の重要性を再確認し、
「現状の一方的変更」に反対すると表明。
中国に対し、台湾の安定を損なう行動を控えるように呼び掛けた。
‘@とうとう発した、中国側の最後の言葉。
後は、実行するのか、しないのか。