政治・経済、疑問に思うこと!

より良い日本へ願いを込めて。

ワクチン安全、日本17%。

WHOは、ワクチン拒否を最も心配な10の公衆衛生問題の1つとしている。

ワクチンの信頼度についての大規模調査の結果がランセットに報告された。

この調査は、2015年9月から2019年12月にかけて、世界149カ国の284,381人を含む290の調査データーを元にしている。

ウガンダは87%、米国は61%がワクチンは確かに安全であると回答。一方で、日本は最下位の17%がワクチンは確かに安全であると回答。小児にワクチンは重要であると回答した割合も、日本は世界で最下位レベル。

結果として、日本は世界でワクチンの信頼性が最も低い国の一つであることが分かった。

また、「2020年末までに新型コロナウイルスワクチンを接種する機会を得られると思いますか?」という問いには、世界27カ国、2万人近くの対象者に対して行ったところ、中国では97%がワクチン接種を希望し、世界の74%がワクチン接種を希望したのに対し、日本は22%、ドイツ24%ベルギー23%、ポーランド22%と、日本同様にワクチンに対して懐疑的であることも判明。

何がそうさせているのか。

皮肉なことに、インフルエンザの患者数が例年に比べ、異例の低水準になっている。

厚生労働省によると、今月13日までの2週間に報告例はわずか7人で、昨シーズンの1000分の1未満。新型コロナ対策の、手洗いやマスク着用の徹底などが功をなしているのだろう。

しかし、この現象を見ても、新型コロナとインフルエンザは違うということが良く分かる。新型コロナ対策で、インフルエンザはほぼ完ぺきに抑えられるが、新型コロナは抑えきれない。

新型コロナの方が強力ということだ。