新型コロナに感染したトランプ米大統領(74)は、
首都ワシントン近郊のウォルター・リード陸軍病院に入院した。
トランプ大統領は、日本時間3日午前7時半前、ホワイトハウスを出発する際、
紺色のマスク姿でカメラに親指を立てたり、手を振るなどしてヘリに向かった。
その後、ヘリコプターでワシントン近郊にあるアメリカ軍の医療センターに到着。
操縦士に声をかける余裕も見せつつ降り立った。
ホワイトハウスの関係筋によると、トランプ大統領は一晩で症状が悪化し、
高熱が出るなどしたため、未承認の薬の投与と入院を決めたという。
ホワイトハウスのマケナニー報道官は、「今後2~3日は病院のオフィスから執務を行う」と、職務遂行が可能であることを強調。
匿名の大統領顧問はCNNに「トランプ氏はとても疲れた様子で、呼吸に障害がある。深刻だ」と語った。
ニューヨーク・タイムズ紙は、トランプ氏には発熱やせきなどの症状があると伝えている。
大統領の主治医も診断結果についての文書を公開し、「大統領には疲れがみられる」と説明。
「念のための措置」として、大統領がまだ試験段階にある抗体医薬品の投与を受けたことを明かした。
同様に感染が確認されたメラニア夫人(50)については、
「軽いせきと頭痛があるだけで調子はよい」症状は軽いと説明。
トランプ氏が入院した病院には支持者が集まっている。
‘@米国は大統領でも正直に公表するが、日本の総理大臣は公表しない。
だから、仮病ではないかとの憶測が飛び交う。