ほとんどの専門家(世界中)は移動がウイルスを拡散すると断言している。
政府とごく一部の人が「Go To トラブル」(移動)を推進する。
大前提として、ウイルスはウイルス単体で動くことは出来ない。
人などが動かすのは自明の理。
動いた先で感染する、させる行為(飲食での会話)をするのが悪い。
動いた先で、物を盗る行為が悪い。
しかし、完全に行為を無くすことは出来ない。
だから、罰則がある。
それでも無くならない。
感染を封じ込めたい。
だから、一部動きを止める。
それでも、感染は無くならない。
どうしても、Go To トラブルをやりたいのなら、
せめて、「旅行に行っても食事の時には会話をしないで」と言うべきだ。
だから、「イーツ」は一時停止した。
「Go Toトラベル」が原因ではなく、会食が原因だ。
だから車で旅行に行って、旅館で食事をすれば感染はしないと主張する人もいる。
しかし、人が動くのは車だけという分けにはいかない。
そして、サービスエリアでトイレに行く、新幹線でトイレに行く。
昼ご飯は旅館以外のところで食べる、お土産屋さんに寄る。
夜もその地域で食事をする、レジャーランドなどに立ち寄る。
これで、感染を完全に防ぐことなど不可能だ。
仮に、車だけの移動で、旅館だけで食事をすれば、他の産業は浮かばれない。
そして、そんな旅行を、どれだけの人が望むのか。
ウイルスはいろんな要因で拡散していく。
「Go Toトラベル」が元凶ではない。しかし、広げているのは間違いない。
だから、政府も今まで、連休の外出は控えて、お盆も旅行は控えて、
できれば年寄りのいる帰省も控えてと訴えてきた。
だから一時沈静化した。
ところが、Go Toになると、突然、今までのことを忘れて、
「出掛けろ!出掛けろ!」「外食しろ!外食しろ!となり、
感染状況は最悪の状態となっている。
そして今度は、やっぱり「外食は控えろ」
「Go Toトラベル」が原因でないのなら、政府は堂々と継続すればいい。
と先日提言したら、来年6月末まで延長した。
ビックリだ!
専門家の意見を聞かず、医療崩壊など国内が更に混乱したら、
菅総理は責任をとらなければならない。
それが、政府判断、総理判断だ。
第1波に比べて重症者数も死者数も少ないと、テレビなどマスコミは国民に刷り込むが、
それも、認識不足を露呈してしまった。
重症者数も死者数も増加の一途。
のんきなことを拡散していたマスコミの責任は大きい。
感染者数が増えれば、重症者も死者も増えるのは、これまた当たり前の話。
ただ単に、検査数が増えただけではないのだ。
こんな単純な話を理解できない人が、テレビなどで新型コロナに関して、
連日話している、話させているテレビ局の責任は重大だ。
3時の東京都の感染者数の発表を日々うれしそうに待つ番組。
連日、エラそうに、あ~だこ~だ発言しているのに、
日本の新型コロナの現在の死者数を誰も言えない番組。
それは、連日出演している暇な専門家も同じだ。
むしろ、そちらの方の責任が大きい。専門家と名乗っているのだから。
人はそうなりそうだと思えば先に動こうとする。
終わりそうだと思えば駆け込みずれ込む。
誰よりも早くという、その行動様式は顕著だ。
げんに、北海道などでも「Go Toトラベル」が停止になりそうだと報道されると、
駆け込み予約が増えた。(キャンセルもあったが)
お盆から減少しているのは、感染者数が過去最多になり、政府が注意換気を促したからだ。
その後も収束しないまま、除外されていた東京都をGo Toに組み入れた途端上昇に転じ、
現在に至っている。
ウイルスが漂っている中にエサを与えたようなものだ。
第2波の時にもう少し抑えるべきだった。
そうすれば、今のようにはなっていなかった。
第一波の教訓が生かされなかったのだ。
そして、その教訓は今回も生かされない。
いつまで繰り返すのだ。
不安を煽っていると発言する人もいるが、事実そうなっていることから目をそらさないことだ。
「新型コロナは風邪のようなもの」「恐れることはない」と言っていたが、
今の現状でも同じことを主張するのだろうか。
日本では、そんなに感染は拡大しないと説明していた専門家は、今の現状をどう判断するのか。
欧米諸国と比べて屁理屈反論するのだろう。
日本でも死者数は過去最多、重症者数も日々過去最多を更新している。
新型コロナ関連での自殺者の増加を強く不安視する人や専門家もいる。
それは、みんな、不安に思っている。
これほど、有名人が、立て続けに亡くなったことも珍しい。
しかし、医療崩壊が危機を招くということも忘れてしまっている。
医療が崩壊すれば、新型コロナ以外で助かる命も助からない。
そして、経済などとも言っていられなくなる。
医療崩壊すれば、重症者、死亡者はうなぎ登りに増えていく。
もう、すでに、その現象は起きているのだ。
北海道、大阪は、崩壊し始めている。
し始めているということは、もうヒビが入っているのだ。
このままだと崩壊するということだ。
だから、尾身会長も「個人の努力に頼るステージは過ぎた」と強く訴えたのだ。
これの意味するところを、政府や国民は噛みしめなければいけない。
忖度をしながら話していた政府内部にいる人の強い言葉。
医療現場からは悲鳴が上がっている。離職者も増えている。
後手後手の菅政権やメディアに惑わされてはいけない。
後手後手の矛盾だらけ。
拡大してから対策をとるのではダメなのだ。
その前に止めなければいけない。
ロックダウンをすれば感染は抑えられる。
動き出せば感染は拡大する。
世界中で証明されている。
なぜ理解できないのか。
おもいきって、早めに対応していれば、年末年始はそれなりにすごせた可能性がある。
正負の英断と手厚い支援が必要だ。
*医療従事者に手厚い支援を!
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