政治・経済、疑問に思うこと!

より良い日本へ願いを込めて。

『Go To』推進者は、なぜ、台湾と比べないで欧米と比べるのか。

大都市を中心に全国で新型コロナウイルス感染の「第3波」が押し寄せる中、

『Go To』推進者は、日本でも福岡県などは感染者数が低いのだから一律にしてはダメだと言う。

しかし、福岡県でも感染者がじわりと増え始めている。

4日の新規感染者は45人で、死者数は累計109人、右肩上がりだ。

福岡県がん感染症疾病対策課の佐野正課長は先月26日の記者会見で、

「いつ次の波が来てもおかしくない」と、危機感を指摘した。

 

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感染者数は5998人だが死者数は109人。

愛知県は感染者数は福岡の倍近い11159人で死者数は129人。

他県と比べても福岡の死亡率は高い。

福岡の人口は510万人、愛知の人口は755万人。

決して低い数字ではない。

自分に都合の良い時には感染者数で比べ、

また別の時には、重症者数と死者数が大事と力説する。

そういう人は、混乱させるだけだから、メディアからは一時避難してほしい。

それでも、福岡市は、人口10万人当たりの累計検査数(10月20日時点)を独自に調査。

政令市では同市が全国最多(4064件)で、2位は北九州市(3945件)。

第3波が猛威を振るう大阪市(2365件)や札幌市(2095件)を大きく引き離しているという。

小川知事や福岡市の高島宗一郎市長が対策の切り札として期待するのが、

検査拡充による早期発見だ。

福岡市は、検査対象者を国が示す「濃厚接触者」より拡大。

職場や施設内で感染が疑われる場合、同じフロアなどにまで広げて検査をしている。

市幹部は「無症状者を含めた早期発見が重要だ」と強調する。

メディアは、『Go To』を支援するために都合の良い部分だけを切り取るのでなく、

小川知事や高島市長が切り札として期待する「検査拡充による早期発見」も報道すべきだ。

もう遅いが。

感染拡大都市を閉めたら、人は感染者が少ない地方に向かう。

それは初期のころのパチンコ店の混乱と同じように。

そしてそこでまた感染者が増える。

無限感染だ!