福島の洋上風力発電、全撤退へ600億投じ採算見込めず。
撤去に50億円。
‘@止めなさいと言ったのに、強引に押し通した結果600億円捨てることに。
政府が、福島県沖に設置した浮体式洋上風力発電施設を全て撤去する方針を固めた。
東京電力福島第1原発事故からの復興の象徴と位置付けて、計約600億円を投じた事業で、
民間への譲渡を模索していたが、採算が見込めないと判断。
経済産業省は、来年度予算の概算要求に撤去関連費50億円を盛り込んだ。
浮体式洋上風力発電施設は2012年から、原発事故で一時全町避難となった、
楢葉町の沖合約20キロに3基を順次設置した。
最大の1基は今年6月、不採算を理由に撤去済み。
600億円を山分けしたのは、
丸紅株式会社(プロジェクトインテグレータ)、
東京大学(テクニカルアドバイザー)、三菱商事株式会社、三菱重工業株式会社、
ジャパン マリンユナイテッド株式会社、三井造船株式会社、新日鐵住金株式会社、
株式会社日立製作所、古河電気工業株式会社、清水建設株式会社および、
みずほ情報総研株式会社からなるコンソーシアム(「福島洋上風力コンソーシアム」)か。