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宮古島、医療崩壊、島崩壊寸前。

本永院長「ロックダウンに近い策を」 


沖縄県宮古病院の本永英治院長は25日、同病院で会見し、

26日からの一般外来休止を正式に発表した。

新型コロナ患者増で病院機能と病床確保が逼迫しており「医療崩壊寸前の危機的状況」と強調。

「市にロックダウン(都市封鎖)に近い施策を求めたい。市民の行動変容も強く求める」

と危機感をあらわにした。

 

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(下地俊彦市長・75)

 

市内での感染拡大の背景には市民の一部で会食やカラオケ、

模合(無尽講)などを続けている現状があるとして、

宮古島市として市民に強く自粛を呼び掛けてほしい」と訴えた。

宮古病院によると、25日午前に同病院のコロナ病床(36床)が満床となり、

47床(コロナ43床、ICU4床)に拡張した。

同日午前の時点で、宮古病院以外では、民間病院に4人が入院、宿泊施設療養19人、

老人福祉施設で8人が療養している。

県によると同日、宮古島市で新たに5人の感染が確認された。

本永院長は「島全体に市中感染が拡大している。今後も患者が増える可能性が高い」と強調。

 

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また、宮古病院の入院患者のうち8割以上の30人が61歳以上と高齢者が急増。

会食やカラオケなどで感染した人からの家族感染や職場感染が続いているとして、

「コロナは軽症で済むとの考えは非常に危険だ。本人は大丈夫でも高齢者は助からない。

感染源になるリスクを考えて行動してほしい」と、強く市民に呼び掛けた。