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山口香理事、森会長「外れていただければ、五輪は希望が残る」

「女性が多い理事会は時間がかかる」という女性蔑視発言で、

世界中から批判を浴びている組織委員会の森会長に対し、

JOCの理事で柔道元世界女王の山口香氏(56)が一刀両断。

森会長に辞任勧告。

「疑問に思ったことをストレートに発言し、とことん議論するのが理事会ですから。

でも、そういうスタイルが嫌いな人もいるでしょ。シャンシャンでおしまいにするのが好きな人。

一応、発言を撤回、謝罪していましたが、心から謝ってはいないですよね。

というか、もともと何が悪かったかを理解していないと思います。

これって自分の生きざまや成功体験と結びついている気がするんです。

謝罪したら過去の自分を否定したことになるので。

私は会長は自ら退くべきだと思います。選手が限界を感じて引退するように。



五輪に対して熱いお気持ちがあるのは分かりますが、

一心同体になっているから五輪自体も悪い方向にいっている。

森会長や(JOCの)山下(泰裕)会長は情熱的な方ですが、熱すぎて周りが見えなくなることもあるかと。

ちゃんと異論を唱える参謀も置いてほしいですね。

大変恐縮ですけど、森会長が自ら外れていただければ、五輪はかすかに希望が残る。

森会長にとって五輪は目の中に入れても痛くない子供のようなもの。その子供を守るために自分が身を引く。

これが昭和世代の美学ではないでしょうか。」

‘@勇気をもって進言できる人がいることは、今の日本では残念ながら貴重であり、救われる。

国際オリンピック委員会(IOC)は、

「森会長は本日、発言を謝罪した。これをもってIOCは問題が終わったと考えている」

との声明を出したとされる。

事実なら、非常に残念な結果。

終わったのはIOCの上層部だ。