政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は、
５日の参院予算委員会で、新型コロナ終息の時期を問われ、
新型コロナ感染の年内の「終息」は見込めないとして、
季節性インフルエンザと同等の病気と認識されるまで、
「２～３年」かかるとの見通しを示した。
尾身会長は、今年１２月ごろまでに全国民の６～７割の接種が一巡したとしても、
依然としてクラスターや重症化は起こり得ると説明。
その上で、「さらにもう１年、あるいはさらにもう１年たつと、
季節性インフルエンザのように不安感、恐怖心がないということが来る。
その時が終息みたいな感じになる」との見方を示した。
また、今後ワクチン接種が進めば発症や重症化が予防できると分析。
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