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尾身会長「鼻マスク止めて」

メディアは渋谷の街を取材して鼻マスクの人を探す。

先日、尾身会長は「渋谷のスクランブルで感染する人いますか」と、

「人流」より「人数制限」と発表した時に述べていた。



フランスで新型コロナの新規感染者が初めて50万人を超え、過去最多を更新。

また、イタリアで25日に確認された新規感染者は18万6740人で、

依然、高い水準だが、政府の新型コロナ対策の責任者は現地メディアに対し、

「オミクロン株の感染はピークに達し、減少傾向に転じたようだ」と話した。

しかし、フランスの死亡者は、1月22日115人、23日393人、24日467人。

死亡者が増え続けている。

イギリスも同様の傾向で1月24日の死亡者は439人。

ニューヨークも感染者が減少しているとのニュースが多いが、1月18日の死亡者は404人と、

増減を繰り返しながら、昨年冬の死者のピークを越えている。

米国全体で新型コロナによる感染者数が減少傾向に転じた。

ただ感染者数よりも遅れて変化する死者数は増えており、医療機関の逼迫も続いている。

その他の州でも死亡者が過去最大に増加している州もあるのに、日本のメディアはどこも報じていない。

なぜなのか、不思議で仕方ないが、オミクロン株を軽く見せようという大きな勢力が動いているようだ。

経済の前に、犠牲は致し方ない。

恐ろしい話だ。



南米とオーストラリアなどの状況も悪化している。メキシコの場合、1日の感染者5万人、

死亡者数320人水準で、オミクロン株が登場した11月以降で最も多い。

オーストラリアでは18日に1日最多となる77人が新型コロナウイルスで死亡。

ニュージーランドは19日から国境を再封鎖する措置を下した。

前日にオミクロン株の感染者が確認されたためだ。

2~3月に地方選挙が予定されたインドでは22日まで遊説など政治集会が禁止された。

5月初めに大統領選挙を行うフィリピン政府は「4月までにコロナ感染拡大傾向が鈍化してこそ、

選挙を安全に行うことができる」としながら不在者投票拡大など対策に苦心している。

WHOのテドロス事務局長は「オミクロン株が既存のウイルスより深刻でないこともあり、

軽い疾病という誤解が生じている。現状況で判断するとどの国もそのリスクから抜け出せていない」

と警告した。

WHOの新型コロナ感染症特使を務めるデビッド・ナバロ博士は24日、

新型コロナ感染症をインフルエンザのようなものとして扱ってはならないと警鐘を鳴らした。



変異株「オミクロン株」の流行に際し、行動規制を解除して「ウィズコロナ」に転換する国が増えているが、

そうした傾向にクギを刺した。

ナバロ博士は、新型コロナは新しいウイルスであり、

「予想外のことだらけで、非常にたちが悪く、相当狡猾な」もののように扱うべきだと語った。

日本などでも、新型コロナ対策の行動規制を解除したり、新型コロナを風邪のような病として扱ったりする動きが出ている。

これに対しナバロ博士は、人々が目にしていることやWHOへの報告から判断すると、

新型コロナは「依然として非常に危険なウイルス」だと強調。

新型コロナがインフルエンザのようなものになるといった楽観的な見通しを示している人たちは、

「わたしやWHOの同僚たちが知らないことでも知っているのだろうか」と疑問を呈し、

ウイルスの性質が突然変わったかのような言い方をしている政府などを批判した。

ナバロ博士は、今後、新たな変異株が発生する可能性にも注意を促した。

米大統領の首席医療顧問を務めるアンソニー・ファウチは、

新型コロナが根絶されることはおそらくないとし、インフルエンザのように、

より制御しやすい病気になることが望ましいと述べた。

‘@当初より尾身会長は信用できないと進言していた。

尾身会長の優柔不断な新型コロナ対策の罪は大きい。