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​菅総理「政治責任という定義はない」

5日午前の参院予算委員会で、立憲民主党小西洋之氏は、

菅総理の長男らが勤務する、放送事業会社が総務省幹部を違法接待し、

処分された問題で、政治責任を追及した。



以前、菅総理は、親子は別性格として回答を避けていたが、

今回、菅総理は「私の家族が関係した事案で、結果的に国家公務員倫理法の違反に至ったことは、

大変申し訳なく、おわび申し上げます」と陳謝したが、政治責任は言及せず。

小西議員は「政治責任の有無」を重ねて問うと、

菅総理は「政治責任という定義は、ないんじゃないでしょうか」と、責任論を避けた。

「一般論の政治責任は何ですか? ちゃんとした質問をしてますよ」と、迫った小西議員に、

「私もちゃんと答えております」と、菅総理は、気色ばんで応戦した。

小西議員は「父親としてのおわび、政治家としてのおわび、どちらですか」と食い下がると、

菅総理は「私の家族、と申し上げました」と、明言は避けたが、

政治家ではなく、父親としてのお詫びと暗ににおわせた。



‘@また一つ菅総理の政治信条として判明したのが、「政治責任はとらない」ということだ。

法に則った処罰は当然受けるが、政治責任というあいまいな責任はとらない。

だから、安倍元総理同様、菅総理も「私に責任はある」と言っても、

とりあえず、口でおわびの弁は述べるが、形のある責任はとらないということだ。


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