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大阪、「普通の状態じゃない」

保健所からの電話が来ない。


新型コロナ感染者数が最多を更新し続けている大阪府内では、患者を支える保健所もパンク状態だ。

ウイルス検査で「陽性」と診断されても連絡に1日以上かかり、問い合わせが相次ぐ事態に。

職員からも「もうギリギリのところ」と悲鳴があがっている。

大阪市内の保健所には「電話が来ない」「まだですか」といった問い合わせが相次ぐ。

保健所には、医療機関から新しい感染者の届け出が集まる。

職員は原則、当日中に感染者に電話をかけることになっているが、

3月末以降、感染者の急増で当日中に連絡できないケースが続出している。



感染者から体調を聞き取り、感染経路や濃厚接触者がいるかなどを調べるための連絡が、

翌日にも間に合わず、2日後になることもあるという。

その間に容体が急変することもある。

感染症対策課の担当者は「気持ちは十分理解できるが、

こちらももうギリギリのところで運営している。こんなことを言ってよいかわからないが、

職員もいつ倒れてもおかしくない」と、危機感を訴える。