政治・経済、疑問に思うこと!

より良い日本へ願いを込めて。

ミャンマー、北角裕樹さん釈放へ。

とりあえず一安心。

強制送還のようだが。



13日国軍は、国営テレビを通じて、

 
笹川陽平ミャンマー国民和解担当日本政府代表の要請を受け、起訴を取り下げ解放する」と発表。

 

日本財団笹川陽平会長も「軍に釈放のリクエストが入った様だ」と話している。


ミャンマーでは、いまだ、ジャーナリスト約50人が軍により身柄を拘束されている。

軍は70年前から市民を武力でねじ伏せてきた。

そうした経緯から、市民から軍への信頼性は低く、軍事政権から民主政権へ移行を進めていたが、

軍が既得権益を失いたくないとクーデターに走った。

1976年、ハンセン病の医療支援でミャンマー事業をスタートさせた日本財団

笹川会長もミャンマーの人たちと交流を重ね、ミャンマーでの存在力を増してきた。

そんな縁で担うことになった役職が、昨年11月、日本政府が派遣した、

ミャンマー総選挙監視団の団長。



選挙の後、笹川会長はメディアのインタビューに対して、

「選挙は非常に公正に行われ、国軍も結果を受け入れている」と答えた。

自身のブログにも<小生は日本政府の選挙監視団長として、

ヤンゴン市内を中心に10カ所の投票所と一部開票状況を視察した。秩序よく公正に行われていた>と綴った。

現在、笹川会長とアウンサンスーチー氏との関係は良好ではないようだ。

日本の特使も距離をとっている。

日本は、むしろ、軍の方に距離が近くなっていた。

それは、スーチー氏との距離が遠くなり、軍の方に近くなるという、

現象だけでは説明できないものかもしれない。