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​誤って1日に2度ワクチンを打たれた男性が危篤状態に。

オハイオ州バトラー郡に住むビクター・スミス91歳は、

1月22日にモデルナ製ワクチンの1回目接種を受けた。

2度目の接種は約1カ月後の2月25日の予定だった。

当日、ビクターが治療を受けているリハビリ施設のスタッフは、ワクチン接種会場に送って行った。

その接種会場でビクターが別のスミスと間違われるミスがあり、

わずか4時間で2度、ワクチンを接種されてしまった。

通常は最低21日間置いて受けることになっているワクチンだ。

ビクターは、ショック状態に陥った。

病院に搬送されたとき、ビクターの血圧は、上が86で下が47だった。



娘のドーン・セオドアによれば、肺にたまった水を取り除くための薬は、

血圧が低すぎて投与できなかった。

医師からは助からないだろう、と言われた。まだワクチンを打っていないセオドアは、

父に近づくことも許されなかった。

幸いビクターは回復に向かっているが、「ほかの誰にも、このような目に遭ってほしくない」と語っている。