2回目のワクチンが打てない「モデルナ難民」
新型コロナワクチンの職域接種で、2回目を打てないケースが問題となっている。
企業などが一定期間に限って行う方式のため、急な体調不良などで一度キャンセルすると,
改めての予約が難しくなるからだ。
職域接種では米モデルナ社製のワクチンが使われていることから、
「モデルナ難民」とも呼ばれ、困惑する声が上がっている。
厚生労働省の担当者によると、職域接種で2回目を予定通りに受けられない人は,
各会場から「数人程度出ている」と報告があるという。
濃厚接触者や体調不良となったり、急な仕事が入ったりすることがキャンセルの理由だ。
こうした事態を受けて厚労省は、2回目を打てない人が出る場合には,
職域接種の期間を延長するよう企業側に求めている。
さらに8月、期間延長でも対応が難しいのなら企業側が近隣の職域接種会場に相談したり、
都道府県が受け入れ可能な別会場の情報を企業側に提供したりするよう求める事務連絡を出した。
‘@私の知り合いは、予約していたクリニックにワクチンが届かず休止になったが、
今後の予定は未定と言われ、怒ってもしょうがないのは分かっているが、
思わず少し怒ってしまったと告白していた。