宮城の五輪有観客について。
福島県の内堀雅雄知事は１２日の定例記者会見で、
新型コロナ禍を理由に福島市で実施される東京五輪ソフトボール・野球競技の,
無観客開催の決定について「やむを得ない判断だった」と理解を求めた。
内堀知事は、県全体の１週間の新規感染者数が日を追うごとに増え、悪化している現状を説明。
「安全安心な大会にするには完全無観客がよりベターだ」と語った。
宮城県が有観客開催の方針を維持していることについては、
「大会組織委員会には、開催地の対応が一体となるよう求め続けてきた」と強調。
関係する他道県の知事とも同じ考えを共有しているとしつつ、
「結果的に異なる形になってしまった」と、残念な思いを吐露した。
市内の旅館やホテルでは宿泊客の予約キャンセルが相次ぎ、波紋が広がっている。
内堀知事は無観客方針によって損失を被った事業者への対応に関し、
「県としては新型コロナ関連で各種の支援策を講じてきており、それらを継続していく」と述べた。
