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​埼玉、大野知事「東京に行かないでいただきたい」

新型コロナ対策の「まん延防止等重点措置」の再延長期間が12日、

埼玉県内ではさいたまと川口の2市を引き続き適用区域として始まった。

12日夜、大野元裕知事は「東京由来」の感染が顕著な朝霞市のJR北朝霞駅前のロータリーに立ち、

市民らにこう訴えた。

「東京に行って感染したケースがこれまでにないほど増えている。

できれば東京には行かないでいただきたい」



11日時点の県発表資料をもとに15市町について、人口10万人あたりの1週間の感染者数の変化を調べた。

それによると、前回の期間で感染者数が最も多かったのは和光の23・3人。朝霞(20・0人)、

新座(19・4人)、戸田(17・9人)と東京都に接する県南部が続いた。

県はこれらの市の感染増加について、市内で感染が広がったのではなく、

東京に通勤や通学をする「『東京由来』で感染したと考えられるものが多い」(担当者)とみている。

今後の感染状況次第では適用区域の指定もあり得るとしている。

大野知事は「(感染者数が)確実に伸びていくような傾向になる場合は、

措置区域の拡大は当然ある」と危機感を訴えた。