医者の危機感は、いたずらに不安を煽っているのか!
感染の急拡大に歯止めがかからない東京。
東京都は27日、新たに2848人の感染を確認。
26日の東京都の新規感染者は1429人で月曜日の1000人越えは半年ぶりと、
危機感を募らせていたら、翌日には倍増の2848人。
27日、感染確認が過去最多を受けて、東京都福祉保健局の吉村憲彦局長は、
「大きな数字で非常に厳しい。4連休が影響しているのは間違いない。
これだけ感染者が出ると市中に無症状の感染者もたくさんいる。
L452Rの変異があるウイルスは想像以上に手ごわいので、
しっかり対策をお願いしたい」と話した。
しかし、その日の夜に吉村局長は、
「年末年始の2千人台とは、医療提供体制やワクチン接種などで状況が違い、
死者が急増することはない」と指摘。
「いたずらに不安をあおることはしていただきたくない」と訴えた。
都がその日に、食い違うような内容の発表をした。
どこから横やりが入ったのか。
当然、小池知事も了承してのことだ。
しかし、その小池知事は「感染爆発と隣り合わせだ」と危機感をあらわにしている。
政府から言われれば聞かざるを得ない。
これが、五輪を抱えている自治体と、そうでない自治体の大きな違いだ。
金の問題も絡んでくる。あまり無げにはできない。
だから、小池知事とその周辺の言動に矛盾が生じてくる。
都は、中等症以上の患者のベッドが満床に近いと聞く。
菅総理は、「人流が減っているので五輪はそのまま続ける」と表明。
公明党は「五輪と感染拡大は関係ない」と強調。
ピリピリ感満開。五輪の選手より緊張しているのかもしれない。
そんな人たちではないか。
それとも、政府・公明党や東京都が楽観的なのか。