黒岩知事、小池知事の「東京に来ないで」要請に「笑っちゃいました」「無理だと思う」
黒岩知事、小池知事とのやりとり、また暴露。
神奈川県の黒岩祐治知事が16日、大阪御用番組「情報ライブ ミヤネ屋」にリモートで生出演。
東京都の小池百合子都知事が15日の会見で、
「エッセンシャルワーカー以外は東京に来ないで下さい」などと呼びかけたことについて、
会見前に、電話をもらったという黒岩知事は、
「エッ?!ここまでやるんですか?って、私、笑っちゃいました」とやりとりを明かした。
「これまで1都3県一体だ、って、緊急事態宣言とかも一緒だと思ってやってきました。
それが、東京-神奈川(など)の間で、もう通勤すら(東京に)来ないで下さい、って言われて、
エッ…ってビックリした」と苦笑。
黒岩知事は、今年3月上旬、緊急事態宣言の2週間延長が決まる舞台裏で、
小池知事からの埼玉県知事、千葉県知事への“ウソ”の根回しがあったことを暴露。
小池知事に抗議をしたいきさつがある。
司会の宮根誠司氏は「これなんか、デジャブなんですけど」と前回のことを暗に示唆しながら、
小バカにしたような苦笑を浮かべた。
宮根氏は「黒岩知事、今回は納得されたんじゃ?」と、あえて聞くと、
黒岩知事は「実際問題、無理だと思いますよ」と、両者含み笑いをした。
黒岩知事は、『東京に来ないで』要請について、小池知事をバカにして、納得していないことを態度で示した。
‘@だから、神奈川モデルも崩壊しているのだ。
専門家の中にも、小池知事の「東京に来ないで」は、
今はそれくらいの強いメッセージが必要だと肯定している。
そもそも黒岩知事は、14日に「まん延防止措置」を国に要請する意向を表明している。
防止するために出す対策を、蔓延してから出す愚。
自身の要請の遅さを、小池知事を笑ってゴマカしている。
大阪の吉村知事と同じだ。パフォーマンスと掛け声ばかりで実態が伴っていない。
1都3県一体で一緒にということも、黒岩知事自身が、うちと東京は違うと常に難色を示している。
バレバレなのに平気で言ってのける厚顔無恥。
小池知事は以前から、不要不急の外出、都県の往来は極力控えるよう、お願いしている。
(お願いだけではダメだと、橋下氏に否定されているが)
東京都は「緊急事態宣言」に向けて動き出している。
それは、前回、前々回より強い措置でなくてはならない。
だとすれば、極力出入りを遮断しなくてはいけない。
以前、小池知事が「ロックダウン」に言及したら、多くの人がバカにしていたが、
いま、専門家も、「ロックダウンと同じような対策をしなくてはいけない」と危機感を表明している。
東京は今のところ何とかこらえている。徐々に増加しているのだが、爆発的には増えていない。
嵐の前の静けさかも分からない。
その間にあらゆる手段を講じて爆発に備えなければならない。
大阪の解除1週間の差は相当大きかった。
感染は極力抑えて解除しなければ、さらに感染が拡大するということを学んでいなかった。