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小池知事「印象論でおっしゃった」大曲センター長一蹴。

東京都の小池知事の定例記者会見が13日開かれた。

小池氏は12日のモニタリング会議の際に、専門家から五輪の会場周辺で、

密集ができていたとの指摘があったことについて「印象論でおっしゃった」と切って捨てた。



12日のモニタリング会議では、国立国際医療研究センターの国際感染症センター長で、

東京都の新型コロナウイルス感染症医療アドバイザーを務める、大曲貴夫医師は、

「制御不能な状況だ。災害レベルで感染が猛威を振るう非常事態」と報告。

合わせて「感染リスクが高いにも関わらず、オリンピック競技場の周辺や沿道では、大勢の人が集まり、

応援する姿が見られた。今一度、屋外であっても密集・密接することは、

感染リスクが高いことを啓発する必要がある」などと警告した。



この点について、13日の定例記者会見で記者が、

「五輪は感染拡大に影響していないのか。モニタリング会議では会場周辺の人出で、

密集があったと指摘があった」と小池知事に質問。
 
これに対し、小池知事は「大曲先生はそういうふうに印象論でおっしゃっていたが、

こちらは人数がどうだったか確認している」と説明。



「交通需要マネジメントも人流抑制に役立った。数字にも表れている。

テレワークの推進も図った。ライブサイトも見直し、ステイホームで放映していただいたからこそ、

視聴率も上がった」とした上で、「これらについては皆さんのご協力を得る形ができた。

ですからエピソードベースではなくエビデンスベースで語ることが重要だ」と強調した。

‘@小池知事も菅総理も、五輪が閉幕した途端強気の発言が目立つようになった。

大曲アドバイザーと小池知事はツーカーの仲だと思っていたが、

五輪に関しては小池知事も引かないようだ。



菅総理と尾身会長、小池知事と大曲アドバイザー、似たような関係になってきた。

小池知事は何としてでも、感染拡大と五輪の因果関係は認めない。

しかし、印象論ではなく密になっていたのは間違いない。

警察まで出動する騒ぎになっていた場所もある。

小池知事はお疲れで視力も衰えているのか、情報を遮断しているのか。


小池知事は、新型コロナ感染拡大を、「災害級の危機」 帰省「今年はもうあきらめて頂きたい」 と訴える。



私は、政府や他の自治体の首長のように、要望ではなく命令口調で、

「あきらめて」と訴えるのは非常にいいことだと思うが、

ネット上では「オリンピックあきらめてって意見、聞いてくれたっけ?」

「生活に不要な五輪を開催しておいて、ふざけるな!」

「その言葉、五輪に対して1年前から言っていた」という声であふれている。

誰も聞かない。これだけをみても、五輪は間接的に大きな影響を及ぼしている。

メディアなどが、スポンサーに配慮して密の報道をしない。

五輪反対運動を報道しない。

だから図に乗って、小池知事や菅総理は五輪は関係ないと言い張る。

五輪でこれだけ密を作っても感染に関係ないというのなら、

国民に蜜をつくるなと言う矛盾を、誰も聞かなくなるのは当たり前だ。


💩