菅総理は4日、政府の新型コロナ感染症対策分科会の尾身茂会長が、
入院対象を重症者らに絞り込む方針を事前に相談されなかったことについて、
「今初めて(聞いた)。厚生労働省で必要な相談をすべきだったと思う」と述べた。
菅総理は政府による新型コロナ患者の入院制限方針に与党から撤回要求が出ていることについて、
「撤回しない」とした上で「必要な医療を受けられるための措置だ。説明し理解してもらう」と、
相変わらずのことを述べた。
実行した後に、丁寧な説明をすると言いながら説明しないのは、安倍・菅政権の常套手段。
‘@国民の命に係わる重要なことを、総理が知らない分けがない。
本当に知らないとしたら、それはそれで大きな問題だ。
国民の命が係わっていることを、顔色一つ変えずに「知らなかった」と述べたことは、知っている証拠だ。
そんな小細工をしなくても、認めたことは総理が容認したことなのだから、同じことだ。
挙句、記者の質問に「必要な医療を提供するための措置」と返答している。
知ってるんじゃないか。お笑いだが、笑ってすまされる問題ではない。
医療関係者の多くも反対している、日本医師会の中川会長も懸念を表明している。
自民党部会からも見直しを迫られている。
だれが責任をとるのだ。責任をとっても死者は帰ってこない。
医療の前に政府・菅政権が完全に崩壊している。