埼玉県川口市で50代男性が自宅療養中の15日に死亡。
感染症対策課によると、男性の健康観察は14日午前9時に、
川口市保健所から「県宿泊・自宅療養者支援センター」に引き継がれていた。
同センターでは自動で1日に4回電話をかけ、体調の入力を案内していたが、
14日の男性の記録は残っておらず、翌15日に男性が死亡しているのを同居家族が見つけた。
担当者は体調の記録が残っていなかったことについて、
「電話がかからなかったのか、入力できなかったのかは分からない」と説明。
今後の方針について「保健所と今後の対応を考える」と話した。
県内は2日から9月12日まで緊急事態宣言の対象地域となっている。
‘@分からないでは困る。
国や自治体が自宅療養を推し進めているのだから、自宅でのケアを徹底しなければならない。
本来なら、連絡がつかなかったら、すぐに駆け付けなければならない。
大変なのは分かるが、自動応答では患者の心が萎えるし、状況を把握できない。
亡くなった男性は、最後に人の温もり、声が聞きたかっただろう。
(合掌)