娘が訪問して見た光景…父は心肺停止、母は重症化の地獄絵図。
自宅療養の６０代男性が死亡 安否確認２週間せず。
さいたま市は３１日、新型コロナに感染して、自宅療養中に死亡した６０代男性について、
健康観察の電話に応答しない状態で、「県宿泊・自宅療養者支援センター」が、
２週間にわたり安否確認をしていなかったと明らかにした。
市保健所によると、男性は８月１１日に陽性と判明。
保健所職員が１２日午後、１３日午前に電話をして、発熱などの症状を聴き取り、
軽症と判断して１３日午後、同センターに引き継いだ。
男性には糖尿病の基礎疾患があったという。
男性は１３日午後～１８日まで自動架電装置による１日４回の連絡に応答はなく、
センターの看護師が１９、２１、２４日に直接電話したが応答はなかった。
市への報告がない理由について、市は無責任に、センターから聴き取りができていないと言い放つ。
同居の妻も陽性で自宅療養し、２３日からセンターが健康観察を担当。
看護師が２４日に電話で話し、自動架電装置に２７日まで記録が残っていた。
（報道されているのは、ほんの一部、全国に広がっている）
妻は自身の体調悪化で、男性の異変に気付かなかったとみられる。
別居の娘が連絡が取れないとして、２７日に家を訪れて１１９番。
救急隊員が駆け付けたときには心肺停止状態で、県警は２５日に死亡したとみている。
妻は重症化しており、搬送されて入院した。
食べるものも満足に食べられず、苦しみながら死んでいく側で、
自身も苦しみのあまり、助けることも何もできず、生死をさ迷う。
（合掌）
