新型コロナの感染拡大中「私がやると言うべきでない」
自民党の石破茂元幹事長は20日のBSフジの番組で、党総裁選への対応について、
「新型コロナウイルスの感染拡大で国民が恐怖におののき、
みんなが一致して向かっている時に『私がやります』とは、その気があろうがなかろうが、
口の端に乗せるべきではない」と述べ、現状では自身は立候補せず、
首相の再選が望ましいとの考えを示した。
直接聞いたことは一度もないが、「菅さんでは選挙が戦えないので顔を変えますというのが、
本当に国民に理解されるのか」と指摘。
「首相は衆院選によって主権者たる国民が決めるもの。自民党員だけではない。
本当の『フルスペック』は衆院選だ」と持論を展開。
総裁選で党員・党友投票の実施を見送ることはやむを得ないとの認識も示した。
‘@首を挿げ替えても、同様の対策しかできないのなら、有事に無駄なことはやらない方がいい。
首相は国民が決めるといっても、選ぶ政党と党に選ばれた総裁が、有権者の思いと違うと難しい。