「医療の限界」
東京都は20日、新型コロナウイルス対応のモニタリング会議を開き、
感染者のうち入院に至った割合(入院率)が9・5%と「極めて低い水準」になっていることが報告された。
1カ月前の25・2%から大きく低下し、感染しても入院しにくい状況になっている。
重症病床の使用率も9割に迫り、専門家は現状の感染ペースが続くだけで、
「医療提供体制の限界を超え、救える命が救えない事態になる」と警鐘を鳴らした。
大曲アドバイザーは「制御不能な状況が続いている。
災害レベルで感染が猛威を振るう非常事態が続いている」と指摘した。
大曲アドバイザーは「検査が必要な人に迅速に対応できていない恐れがある。
把握されていない多数の感染者が存在する可能性がある」と懸念を示した。