アフガン避難作戦に失敗したのは平和憲法のせい?
日本がアフガニスタンに残っている自国民や地元の協力者500人のうち、
日本人1人を救助することにとどまり、実質的に避難作戦は失敗した。
アフガンの避難作戦が失敗したのは、自衛隊の武力使用を禁止した現行法のためだという。
23日に岸信夫防衛大臣が「カブール空港での安全は確保されている」と述べた。
米軍が避難民の出入り口であるカブール空港を制御しているので、
自衛隊機だけ派遣すれば、避難希望者を簡単に移送することができると判断していた。
他国も避難しているから、日本も飛行機さえ飛ばせば、簡単に避難できると安易に考えたのだ。
市の現実を把握していなかった日本政府が、避難を求める人達に、
カブール空港まで自力で来ることを要求。
タリバンは、空港までの道に検問所を何重にも設け、退避阻止を強化した。
日本政府は、自力で来れないことが分かると、バスを用意したが、時すでに遅し。
空港で自爆テロが発生。後1歩の所で空港にたどり着けなくなった。
韓国政府は、武力を使用せずに希望者全員を避難させた。
米国が取引するアフガンバス会社に協力者を乗せ、米軍の協力のもと検問所を通過させた。
この過程で、協力者たちも、自分が属している機関別にしっかりとした連絡網を維持し、
一糸乱れず動いて移送を助けた。
特に、急いでアフガンを去り、地元従業員に「また連れ戻しにくる」と約束した外交官が、
再び姿をみせて、避難作戦を成功に導いた。その戦略と意志は強固なものだった。
他国も、武力など使用せず退避している。
お互い協力し合いながら、完璧なオペレーションを遂行した。
日本には、何のオペレーションもなかった。
そして、ほとんどの人たちが退避した頃に、ノコノコと到着した。
残された邦人や大使館関係者は、日々死と隣り合わせで怯えている。