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​韓国「日本、カブールの恥辱」

アフガンからの退避に功した韓国が、私と同様のことを述べている。‘@


自衛隊の手足を縛る現平和憲法が、

アフガン避難作戦失敗の原因だと主張する人々が見落としていることがある。

作戦では、戦略が武力よりも重要だということだ。



自衛隊がたった一人の日本人の救助にとどまったのは、武力を使用できないためではない。

現地の状況を正確に把握できないまま、迅速な意思疎通に失敗し、

何よりも自国民を保護する意志と能力が複合的に足りないからだ。

韓国政府が武力を使用せずに、希望者全員を避難させた点は、これを傍証する。

韓国政府は、米国が取引するアフガンバス会社に協力者を乗せたあと、

米軍が許可した人に対しては撤退させてもよいというタリバン約定を用いて検問所を通過させた。

この過程で協力者たちも、自分が属している機関別にしっかりとした連絡網を維持し、

一糸乱れず動いて移送を助けた。

特に急いでアフガンを去り、地元従業員に「また連れ戻しにくる」と約束した外交官が、

再び姿をみせたことは、避難作戦を成功に導いた、戦略と意志ということを示した。




文在寅大統領は「身を惜しまず任務を遂行し韓国の誇りを高めたことを感謝している」と述べ、

アフガニスタンでの切迫した状況のなかでも、アフガニスタン人390人の脱出を成功させた、

チェ・テホ駐アフガニスタン大使と職員らを激励した。

文大統領は「今回志願して働いた大使館の職員全員に感謝しているが、

特に、母親が亡くなったにもかかわらず葬儀にも参加できず任務を遂行した方、

また、ソウルの家族にカブールに戻ることを知らせなかった方に、特別に感謝の意を伝えてほしい」

と付け加えた。

これについてチェ大使は「公職者として当然しなければならない仕事をしたまでのことで、

公館長として在外国民と大使館関係者、韓国政府に協力したアフガン現地人、

すべてが安全な場所に退避できたことは幸い」だと応じた。