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安倍前総理、統一教会系イベントで演説。

教団最高権力者・韓鶴子しに敬意を表す


安倍前総理、12日、韓国の教団施設から全世界に配信された、

統一教会の大規模集会にリモート登壇。



教団最高権力者・韓鶴子しを持ち上げる基調演説を行った。

これまで多くの教団との関係が取り沙汰されてきた安倍前総理だが、

公の場で統一教会との関係を明らかにしたのは今回が初めて。

安倍前総理が基調演説を行ったのは、

『神統一韓国のためのTHINK TANK 2022 希望前進大会』なる大規模集会。

潘基文第8代国際連合事務総長が開会を宣言。

他に釜山市などの市長、グロリア・アロヨ第14代フィリピン大統領、

第11代インド首相、ナターシャ・ミチッチ元セルビア大統領、第5代トリニダード・ドバコ大統領、

フンセン カンボジア首相といった面々、そして安倍前総理とともに、

特筆すべき人物としてトランプ前米大統領がリモート演説を行い韓鶴子しに賛美の言葉を贈った。

似た者同士、相変わらず仲良しのようだ。




安倍前総理は、司会者の教団組織の実権を握る、尹鍈鎬(ユン・ヨンホ)世界宣教本部長が、

教団と深い関係にあった岸信介元首相や安倍晋太郎元外相について言及し、

「主旨に積極的に支持してくださり、本日の基調演説を担当してくださいました安倍晋三総理を、

大きな拍手でお迎えください」と紹介を受け、安倍前総理がリモート登壇した。

安倍前総理は「ご出席の皆さま、日本国、前内閣総理大臣安倍晋三です。

UPFの主催の下、より良い世界実現のための対話と諸問題の平和的解決のために、

およそ150か国の国家首脳、国会議員、宗教指導者が集う希望前進大会で、

世界平和を共に牽引してきた盟友のトランプ大統領とともに、

演説の機会をいただいたことを光栄に思います。



ここに、この度出帆したシンクタンク2022の果たす役割は大きなものがあると期待しております。

今日に至るまでUPFとともに世界各地の紛争の解決、

とりわけ朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子総裁を始め皆様に敬意を表します。

UPFの平和ビジョンにおいて家庭の価値を強調する点を高く評価します。

世界人権宣言にあるように、家庭は世界の自然且つ基礎的集団単位としての普遍的価値を持っています。

偏った価値観を社会革命運動として展開する動きに警戒しましょう。

とてつもない情熱を持った人たちによるリーダーシップが必要です。

この希望前進大会が大きな力を与えてくれると確信いたします。ありがとうございました」

と、オカルト集団で霊感商法統一教会系集団を絶賛した。



統一教会の問題に取り組む全国の約300人の弁護士によって1987年に結成された、

全国霊感商法対策弁護士連絡会全国弁連)の集計によると、

1987年から2020年に全国弁連や全国の消費者センターに寄せられた、

統一教会による霊感商法の相談件数は34,490件、

累計被害額は1234億円を超えている。

これは氷山の一角に過ぎず、近年も億単位の被害を巡る訴訟が複数提起されている。

全国弁連は2020年6月、横浜市に行った申し入れの中で、

統一教会・家庭連合を「『法的な責任を超えた不当な要求』を組織的に繰り返している、

反社会勢力とも言うべき、極めて問題のある特定宗教団体」と指摘。

しかし、菅政権が終焉を迎える時期に、安倍前総理が統一教会との関係性を高らかに公言。



安倍前総理が前面に出てきたことで統一教会との関係性はより強固となる。

韓鶴子総裁を支持する日本の前内閣総理大臣と紹介された安倍前総理。

主賓として講演する韓鶴子総裁の壇上には日本の国旗が掲げられていた。

安倍前総理は、日本をオカルトへ導こうとしている。