河野候補:能力的には、日本が原子力潜水艦を持つというのは非常に大事だ。
能力的には考慮する要素だと思っている。
高市早苗候補:今後の国際環境、最悪のリスクとかさまざまなことを考えると、
共同で少し長距離に対応できるものはあってもいいのではないか。
原潜保有は憲法違反にはならないと考えている。
岸田文雄候補:通常型潜水艦は、静寂性等では原子力潜水艦と比べて優位性があるとの指摘もある。
わが国の潜水艦体制の最大の弱点は人員の確保だ。
秘匿性が求められる、長期間勤務につかなければならない、こういったことで人が集まらない。
潜水艦体制の弱点である処遇改善、人員確保を優先的に考えるべきだ。
野田聖子候補:(原潜を)保有するつもりはない。非核三原則を堅持する国だと明確にしたい。
現実的には、すぐに買って使えるような話ではない。
どのくらい(費用が)かかるかもわからない。そういう(原潜保有を)議論するのは無駄なことだ。
‘@面白い。こういった議論をもっと深めて、オープンにしてほしい。
高市候補の、原潜保有は憲法違反にならない。
違反にならないのか。
岸田候補の人員話はもっともだと思う。現状を見なくてはいけない。
そして、日本が保有している現潜水艦の方が優位性がある。
国の周辺を守るのなら、原潜はいらない。もっともだ。
高市候補は安倍総理が、ゴリ押しした「集団的自衛権」を想定しての話だ。
野田候補は憲法重視で現実的。
しかし、考えてみれば、米国の核に守られている日本は、それ自体が違憲なのかも知れない。