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自民党総裁選、岸田候補優勢。

河野陣営の関係者は「小此木さんの悪夢を思い出す」と吐露した。

8月の横浜市長選で菅総理が全面支持を表明した途端、

それまで有利とみられていた小此木八郎国家公安委員長が苦戦し始めた。

議員バッジを投げうって立候補した小此木候補は落選し、政界を引退した。

今回の総裁選も、当初は国民にも人気が高い河野大臣が党員・党友票で圧倒し、

1回目の投票で過半数を制して当選する可能性も囁かれていた。



ところが、情勢は河野候補がトップに立つものの過半数には及ばず、

国会議員票を固めて2位につける岸田前政調会長との決選投票にもつれ込むのは必至だ。

議員票の比重が大きい決選投票になれば、2位・3位連合で高市候補の票が乗る岸田候補確実となる。

全国の党員票は河野候補が圧勝だが、総裁には岸田候補。国民の声は届かないということだ。

野党は河野候補より岸田候補の方が戦いやすいだろう。

今回の勝者は存在感を大きくアピールした高市候補かもしれない。