自民党の岸田新総裁は党役員と閣僚の人選を行い、
官房長官に松野博一(59) 元文部科学大臣(細田派)を起用する意向を固めた。
平成28年の第3次安倍第2次改造内閣で文部科学大臣として初入閣。現在は党の総務会長代行。
安倍前総理の疑惑を全面的に支えてきたが、パッとしない。
総務会長に当選3回の福田達夫(54) 衆議院議員(細田派)、「東風一新の会」代表。
やはりそういうことだ。河野大臣の切り崩しはあらゆるところで、あらゆる手段で行われていた。
小泉進次郎大臣(40)は、しばらくはお休みだ。まだ若いので勉強して、力を付ければいい。
これからは、スキャンダルさえなければ、福田達夫議員の時代になる。
田崎寿史郎しは、安倍さんは福田議員の総務会長には反対していると言及。
それを、岸田総裁がゴリ押ししたと述べる。
甘利議員の幹事長もあまりよくは思っていないと言う。
寿史郎しの話を鵜呑みにしてはいけない。
岸田総裁が自分の判断で選んでいると印象付けたいのだろうが、
「岸田さんが安倍さんに相談したら」とポロっとこぼした。
顔ぶれを見ても、どう考えても、安倍前総理、麻生大臣の意向が強く反映されているのは間違いない。
寿史郎しは、何とか緩和しようとしているのだろうが、ダマされてはいけない。
それは、重要職に岸田派の顔ぶれが少ないことでも見て取れる。
安倍・麻生の操り内閣だ。
麻生大臣も副総裁に格下げ、お役御免で、財務大の席を鈴木俊一(麻生派)元五輪相(68)に譲った。
これで、益々、麻生議員の暴言が出てくる。もちろん睨みはまだ効いている。
河野大臣は広報本部長に格下げ。
普通の会社で本部長といえば、取り締まりも兼務するほどの重責だが、
政治の世界では、課長くらいだろうか。会社で言えば、役付き本部長から課長になった感じだ。
受けないで一兵卒で出直した方が良いと思うが。
もしかしたら、石破議員の処遇が頭をよぎったか。それとも、もう、麻生大臣には逆らえなかったか。
しかし、岸田総裁も一兵卒だった。
選挙対策委員長には、谷垣グループの遠藤利明元オリンピック・パラリンピック担当大臣を起用。
勝つ気があるのか。
高市早苗議員は、一度経験のある政務調査会長に。
党としてどのような政策・法案を打ち出すかを纏める責任者。
安倍前総理は本気かもしれない。高市会長がここでうまく立ち回れば、次期総理。
岸田内閣を安倍麻生で固め、岸田内閣の次は高市内閣。
そうなれば、安倍前総理の力は巨大化する。
自分には出来なかったことを高市総理にやらせるために、全力で圧力を掛け牛耳る。