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​NZ首相、「コロナゼロ」戦略緩和へ。

ニュージーランドは、新型コロナの根絶を目指す厳格な政策により、国土の大半が流行から守られ、

国民は以前に近い日常生活を送っている。

しかし、人口の多いオークランドで8月に発生した半年ぶりの市中感染は、

7週間に及ぶロックダウンを実施した後も感染者数の減少に至っていない。

そうはいっても、オークランドを感染者3人確認でロックダウン している。

日本とは比べ物にならない。



アーダーン首相は記者会見で、感染力の強い変異株「デルタ株」が、

局面を一変させる「ゲームチェンジャー」となり、ウイルス根絶ができなくなったことが確認されたと語った。

「長期にわたる制限を導入しても、ゼロになっていないのは明らかだ」

アーダーン首相は、コロナゼロ戦略を直ちに撤回するわけではないとしつつ、

オークランドのロックダウンについては新規感染者数が減らなくても一部緩和する方針を示した。

アーダーン氏は新型コロナワクチンの接種が劇的に進んだことで、政策変更が可能になったと説明。

「根絶が重要だったのは、ワクチンがなかったからだ。今はワクチンがあるので、やり方を変えることができる」と述べた。