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​岸田総理、金融課税「すぐやる」は誤解。

岸田総理、金融課税「すぐやる」は誤解。

岸田総理は私の指摘を受けて、分配と述べていたが、成長を先にして、

「成長なくして分配はない」と修正した。


     (キテマスキテマス)

岸田総理は当初、「成長だけで、その果実がしっかりと分配されなければ、

消費や需要は盛り上がらず、次の成長も望めません。

分配なくして次の成長はなしです。

私は、成長と分配の好循環を実現し、国民が豊かに生活できる経済を作り上げていきます」と述べていた。

岸田総理は自民党総裁選で、金融所得課税の強化を掲げたが、

投資家心理を冷え込ませ、株価下落の一因になったとの指摘もある通り、株価は大幅に下落した。



これに慌てた岸田総理は10日のレビ番組で、金融所得課税の強化について、

「当面は触ることは考えていない」と、早速修正した。

「成長なくして分配はない。金融所得課税を考える前にやることはいっぱいある」とも述べた。

岸田総理は「すぐやるのではないかという誤解が広がっている。

​しっかり解消しないと関係者に余計な不安を与えてしまう」と、自民党お決まりの『国民の誤解』とした。

この後、党本部で記者団の取材に応じ、

金融所得課税見直しは「選択肢を並べたうちの一つだった」と、平然と述べた。



雇用の流動性を高める規制緩和については、

「まずはどんな働き方をしても安心できるセーフティーネットを整備するところから始める。

その先に労働市場規制緩和、柔軟化を考えていく」と述べ、

「ある程度、同時並行的に進めていく」との方針を示した。

‘@いきなり発言修正で、また、国民の「誤解」

岸田総理は、菅前総理と比べるとハキハキ述べているが、やはり軸がなかったようだ。

操り総理の所以か、それとも自身の資質か。